検討から進まない日雇い派遣原則禁止の緩和！ | サンレディースブログ ｜短期バイト・短期派遣のサンレディース

短期人材派遣サービス業

株式会社サンレディース　髙城です。

人材派遣というビジネスモデルはそもそも国内ではやっては行けないと言う法律の中、許可を得られた会社だけが人材派遣事業を行っても良いというものになっています。

そんな人材派遣業の歴史の中で大きな改正となったのが平成２４年『日雇い派遣原則禁止です。』

それまでは日雇い雇用を中心とした人材派遣会社が数多く存在していましたが、原則禁止になってから日雇い派遣を中心に行う人材派遣会社は無くなりました。

日雇いと聞くとあまり良いイメージが湧かない方が多いのではないでしょうか？　日雇いを1日短期雇用というように言い方を変えるだけで全く違って聞こえてくるものです。

私はこの短期人材派遣業界で仕事をして来ている期間が長いというのもあって、このBLOGで個人的思いを本日は書かせて頂こうと思います。

新聞の記事からでは『日雇派遣緩和を検討』と記事にはなっていますが、私の本音で言うと「今頃・・・・なんで・・遅いけど・・。」という心の声しか出て来ません　何故かと言うと今まで何回もこのテーマについて話し合い緩和が必要だ！という声が上がるものの全く議論が進まないというのが多々あったからです。

きっと雇用者全体の割合で見れば派遣社員として働く人は2～3％しかない！と言うわれており、更に2～3％内にどれだけ日雇での派遣社員が存在していたか？と考えるとごくわずかな労働数となるのは明らかで、改正へに向けた取り組みへの優先順位は必然と後回しになって行くんだろうと私は見ています。　

また、日雇い派遣が原則禁止になる理由も理解しているつもりです。　日雇いという働き方が主な仕事となれば生活困窮者が増えて行くとなった事から規制強化の方向へ改正されたと私は理解しています。

日雇い派遣が原則禁止となってから以降、私が見える範囲の関係では誰一人得をしている人がいないという点を考えるともっと早く規制緩和の方向へ動いて欲しかったというのが本音です。

近い将来日雇い派遣の規制を緩和するとなっても既に短期雇用を主とした人材紹介事業を展開する（日々紹介）企業が増えて来ている以上、日雇い派遣の存在も必要性が無くなってくると私は見ています。

派遣という働き方をよく思わない人からすれば「派遣なんてなくなってしまえ！」なんて思っている人は多く存在すると思います。

しかし、派遣というサービスを通さず全て直接雇用だから良い！と簡単に考えられる問題ではなく、直接の短期雇用であるがこそ大切に雇用されない就業先も数多く存在するものです。

人材派遣業から人材紹介業へ事業転換されていく　会社はもまだまだこの先増えて行くと見ています。

私なりにまとめさせて頂くと派遣での雇用であれば派遣元が雇用する責任がある為、違法な働き方雇用があれば派遣元を指導監督すれば良いのですが、人材紹介となれば紹介先が雇用する流れとなり１人ひとりの雇用の安全に目が行き届かなくなる所が私が見る大きな問題であると思っています。

日雇い派遣が緩和される頃は、日々紹介サービス（日雇いに特化した人材紹介）が短期領域の主な事業となっているはずなので、日雇い派遣が緩和になっても「今頃・・・？」という流れになっていると私は予想します。

サンレディースは今後日々紹介事業に力を入れて行きたいと思っています。

これも時代の変わり目であり、一時は日々紹介事業を否定的に見ていましたが、安心して雇用先を紹介して行けるサービスを構築している段階です。(^_^)

 

この先も働く場をまだまだ広げて行きます。

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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